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映画「ロッキー」のジョン・アヴィルドセン監督死去

映画「ロッキー(Rocky)」シリーズや「ベスト・キッド(The Karate Kid)」シリーズなどを手掛けた映画監督のジョン・アヴィルドセン(John Avildsen)氏が、6月16日(現地時間)、膵臓(すいぞう)がんのため米ロサンゼルスで死去しました。

ロッキー(Rocky)

私が初めて映画館で洋画を観たのはロッキー3(RockyIII)です。

当時プロレスファンだった私はハルク・ホーガンが出演していると聞いて、ハルク・ホーガン目当てで映画館へ足を運びました。

しかし、ハルク・ホーガンを観に行ったのを忘れるほど、映画に引き込まれました。

程なくしてテレビの金曜ロードショーかゴールデン洋画劇場でロッキー(Rocky)が放送されたのを観てすっかりロッキーの虜になりました。

ハルク・ホーガンに引き寄せられた私はロッキー3の製作チームの作戦に見事に引っかかったのです。

ロッキー(Rocky)の奇跡

ロッキー(Rocky)はミラクルだらけの作品です。

低予算で製作されたロッキー(Rocky)はシルヴェスター・スタローンが3日で書き上げた脚本で、当時無名のスタローン自身が主演、ポーリーもアポロも無名俳優、エキストラもフライドチキンで集めたりと低予算ならではの工夫で製作されたています。

エキストラの統率が取れずにラストシーンの撮影が出来ずに止むを得ずラストシーンが変更されるというエピソードも。

ロッキーが市場をロードワークするシーンで街の人が「頑張れ!」と声を掛けたり、果物屋のおっさんがリンゴを投げてそれをキャッチしたロッキーがかじるというシーンは完全にアドリブで街の人は映画撮影だと思わず、本物のボクサーだと思っていた、というエピソードは有名です。

ビル・コンティの「ロッキーのテーマ」もストーリーにマッチして映画を盛り上げます。

私が好きなシーンは、ロッキーがエイドリアンの変な眼鏡を外して熱いキスをする場面です。地味なエイドリアンが眼鏡を外すと美女に変身します。まさにメガネマジック!

ロッキーが駆け上がるフィラデルフィア美術館の階段がロッキーステップと名付けられたり、銅像が建ったり。

そしてたくさんの映画賞を受賞。

本当にミラクルだらけです。

ロッキー5/最後のドラマ(Rocky Ⅴ)

ロッキー5もアヴィルドセン監督の作品です。

しかし興行的には余り上手くいきませんでした。

しかも、この作品がラストのはずなのに、後にロッキー・ザ・ファイナル(Rocky Balboa)が製作されてしまいました。

でも、私はラストシーンのロッキーステップを登るシーンなんか感動しました。

老いを見事に表現されていると思います。

おそらくボクシングシーンが無くて、「ここがリングだ!」と言ってストリートファイトを展開するのが不評だったのでしょう。

しかし、私はロッキー5に試合シーンが無いのは自然の流れで良いとおもいました。

私はロッキーの試合が見たいのでは無くて、ロッキーの人間ドラマが見たいのです。

様々な評価

 アヴィルドセン監督はアカデミー賞やゴールデングローブ賞を受賞する一方、不名誉な賞であるゴールデンラズベリー賞も受賞しています。

しかし、私はゴールデンラズベリー賞を受賞したからと言って酷い監督だとは思いません。

ある程度の話題性や知名度がないとゴールデンラズベリー賞は授与されません。

不名誉と言いつつ、実は名誉な映画賞だと思います。

シルヴェスター・スタローンなんかゴールデンラズベリー賞の常連なのですから。

名作は永遠に残される

ロッキーシリーズ、とりわけ第1作目のロッキー(Rocky)は永遠に語り継がれ、多くの人々の心に残される事でしょう。

そんな作品を世に送り出したアヴィルドセン監督の仕事は本当に尊いものであったと思います。

 

 

ジョン・アヴィルドセン氏のご冥福をお祈りします。